フードデリバリーサービス「foodpanda」を運営する独Delivery Heroはドイツ時間12月22日、日本で展開するfoodpandaについて、2022年第1四半期に事業を売却すると発表した。
同日付の発表によれば、ドイツのfoodpandaも事業を縮小する方針だ。現在はDelivery Heroの本社があるベルリンをはじめ、ドイツ国内数都市でサービスを提供しているが、ライダー不足といった課題が顕在化したことを受け、ベルリン中心部以外での事業縮小を決めたと説明している。また、ライダー不足などは日本でも同様に起きているという。
事業を売却した後は、リソースを他の市場や成長分野などに充当するとしている。
Delivery Heroは、2020年9月に日本市場に参入。フードデリバリー事業に加え、食品や日用品など幅広い商品に対応し、全国で展開してきた。2021年4月には、同業の「FOODNEKO」と統合し、foodpandaブランドでサービスを展開するなど拡大する動きを見せていた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来