Teslaは、カリフォルニア州フリーモントの工場でセクハラが「横行している」として、6人の女性から提訴された。米国時間12月14日に別々に提起された6件の訴訟で、元従業員と現職の計6名が、同僚や上司から冷やかし、不適切な身体接触、性的な発言、その他の嫌がらせを日常的に受けたと主張した。
これらの訴訟についてはThe Washington Postがいち早く報じていた。Teslaは11月にも、フリーモントの工場でセクハラを受けたとする従業員に提訴されている。
「上層部から末端に至るまで、Teslaはセクハラに真摯に対応できていなかった」と原告らの代理人を務める弁護士、David Lowe氏は述べた。同氏は職場における差別問題の解決を専門とするRudy Exelrod Zieff & Loweに所属している。「女性の身体に関するみだらなコメントや不正行為を報告した従業員への挑発を投稿するElon Musk氏は、これらの事件の中心にある、セクハラと報復のまん延を許した上層部の態度を象徴している」
TeslaとSpaceXの最高経営責任者(CEO)を務めるMusk氏は14日、SpaceXの元従業員からも、同社で女性嫌悪といじめの文化を育んでいるという非難を受けた。この元従業員は、SpaceXがセクハラの疑いのある複数の事件を無視したと述べている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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