Atlas VPNは、米国消費者のサイバー犯罪被害に関する調査結果を発表した。2021年第1四半期から第3四半期の9カ月間で、累計被害額は約34億8700万ドル(約3962億円)にのぼり過去最悪。前年同期間の約19億600万ドル(約2166億円)に比べ82.91%も増え、悪化ペースも最悪だという。
さまざまなサイバー犯罪のなかで、被害額がもっとも多かったものは詐欺の約16億1100万ドル(約1831億円)。前年同期間の約8億3800万ドル(約952億円)に対し、92.24%増だった。
2番目に被害額が多かったものは、約9億5600万ドル(約1086億円)の投資関連。前年同期間の2億5300万ドル(約288億円)から277.87%も増えていた。Atlas VPNは、サイバー犯罪者たちが暗号資産やNFT、メタバースといった注目度の高い話題を悪用し、架空のプロジェクトをでっち上げてお金を巻き上げた、とみている。
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