日本サブスクリプションビジネス振興会は12月8日、優れたサブスクサービスを表彰する「日本サブスクリプションビジネス大賞2021」の表彰式を開催した。
サブスクリプションビジネスの更なる活性化を目指して表彰するもので、今年は応募企業100社から「お得」「お悩み解決」「便利」の3要素で審査。グランプリ、ゴールド、シルバー、ブロンズ、優秀賞、テモナ賞(スポンサー)を決定した。
なお、消費者向け部門、企業向け部門でそれぞれゴールドからブロンズまで表彰し、全応募の中から最も優れた企業をグランプリとして表彰している。
グランプリに選ばれたのは、サービス内で獲得できる「HafHコイン」を使って宿泊できる「旅のサブスク」サービス「HafH(ハフ)」(運営:KabuK Style)。
目的だけでなく「住む」「働く」「日頃の気分転換」など新しい旅のスタイルを提供しており、2021年11月末現在で、36の国と地域、569都市の1010拠点を定額で利用可能となっている。また、ホテルなど宿泊施設の定額化と交通事業者との提携により、旅をより簡単で便利なものとし、移動の自由化を通じた新たなライフスタイルを提案している。
消費者向け部門でゴールド賞に選ばれたのは、通勤や通学、子供の送り迎えなど、個人を対象にした電動アシスト自転車のサブスクリプションサービス「NORUDE」(運営:サイクループ)。
シルバー賞に選ばれたのは、コミュニケーションサービス「LINE」で医療相談や医薬品購入・服薬フォローなどを一気通貫で提供するオンライン薬局「YOJO」(運営:YOJO Technologies)。
ブロンズ賞に選ばれたのは、オンライン上のカウンセリングにより、髪の状態や好みに合ったパーソナライズ提案するパーソナライズヘアケア「MEDULLA」(運営:Sparty)。
特別賞は、日本各地で運営する家に定額で住めるサービス「ADDress」(運営:株式会社アドレス)、オーダーメイドパンプスサービス「AYAME」(運営:crossDs japan)、香水やルームフレグランスなどが試せる香りの定期便「カラリア」(運営:High Link)、コンサート行き放題の「コンパス」(運営:オフィス・モデルン)、フラワーデリバリーサービス「HitoHanaのお花の定期便」(運営:Beer and Tech)の5社。
企業向け部門のゴールド賞に選ばれたのは、デジタルヘルス・医療に特化した世界初のVRサブスクリプションサービス「JOLLYGOOD+」(運営:ジョリーグッド)。
シルバー賞に選ばれたのは、全国の決裁者約5000名が登録する審査制決裁者マッチングプラットフォーム「チラCEO」(運営:オンリーストーリー)。
ブロンズ賞に選ばれたのは、車販店、整備工場、レンタカー、ガソリンスタンドなど、各業態に応じた販促ポップが作れる車販向け集客支援システム「エアプラ」(運営:イプラ)。
特別賞は、アパレル業界向けの販売管理/在庫管理クラウドシステム「One'sCloset」(運営:フレイトリンクスジャパン)、ヘルプデスク機能を中心としたサービスマネジメントプラットフォーム「LMIS」(運営:ユニリタ)、高い居住性・換気性能・防音性能を備えた個室型のブースサービス「TELECUBE」(運営:ブイキューブ)、お金のプロとチャットで無料相談できるオンラインマッチングプラットフォーム「お金の健康診断」(運営:400F)、アシスタントチームが業務をサポート・代行するオンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU」(運営:ニット)の5社。
また、スポンサー賞(テモナ賞)として、全国のパン屋から焼き立ての状態で冷凍したパンが届く、個人向けサブスクリプションサービス「パンスク」(運営:パンフォーユー)が選ばれている。
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