ソニーの「PlayStation」部門が新しいサブスクリプションゲームサービスを計画していると報じられている。Microsoftの「Xbox Game Pass」に対抗するサービスとなりそうだ。Bloombergが米国時間12月3日に報じたところによると、この新サービスは2022年に登場するとみられる。ユーザーは月額料金を支払い、「新旧のゲームのカタログにアクセス」できるようになるという。
新サービスは、ソニーの既存のサブスクリプションプラン「PlayStation Plus」(PS Plus)と「PlayStation Now」(PS Now)を統合するようだ。両プランはいずれもゲームへのオンラインアクセスを提供するが、内容に重複する部分もある。Bloombergによると、ソニーはPS Plusのブランディングを維持し、PS Nowを段階的に終了する計画だという。
新サービスは、「PlayStation 5」(PS5)と「PlayStation 4」(PS4)を対象に提供されるとみられる。Bloombergによると、ソニーはこの新サービスで3階層のプランを提供するが、それぞれの料金は明らかにされていない。PS PlusとPS Nowは現在、いずれも月額9.99ドルまたは年間59.99ドルで提供されている(日本では、PS Plusは月額850円、年間5143円、PS Nowは月額1180円、年間6980円)。
Bloombergによると、1つめのプランには既存のPS Plusと同じ特典が含まれ、2つめのプランはさらに多くのPS4、PS5のゲームカタログを提供する可能性がある。3つめのプランは、「拡張されたデモ、ゲームストリーミング、クラシックなPS1、PS2、PS3、そしてPSPのゲームのライブラリー」が追加されたものになるという。
米CNETはソニーのPlayStation部門にコメントを求めたが回答は得られていない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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