ソニーの次世代ゲーム機「PlayStation 5(PS5)」は1年前の発売以来、入手しにくい状況が続いていたが、今後数カ月のうちにさらに入手困難になる可能性がある。ソニーは物流や部品供給の制約を理由にPS5の生産目標を引き下げたと、Bloombergが複数の匿名情報筋の話として報じている。
Bloombergによると、ソニーは当初、2021年度(2022年3月締め)の生産目標を1600万台以上としていたが、それを約1500万台に引き下げたという。PS5は7月に世界販売台数が1000万台を超え、2013年発売のPS4よりも早いペースでその大台を達成していた。
年末商戦を前に生産の問題を抱えているゲーム企業は、ソニーだけではない。Valveは11月11日、携帯型ゲーム機「Steam Deck」の発売延期を発表し、任天堂は先週、「Nintendo Switch」の2021年度の販売台数予測を6%下方修正した。
ソニーはコメントの依頼にすぐには回答しなかった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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