近畿大学、日本初となるアップル認定の教育トレーニングセンターをオープン

 近畿大学は11月26日に、Apple認定の教育トレーニングセンター「Apple Authorized Training Center for Education」(AATCE)を日本で初めて開設(東大阪キャンパス アカデミックシアター1階)した。

 座席数は18席(iMacが使用できる席数)。設備として、iMac18台、iPad13台、iPhone10台、Apple Watch3台、AirPods6台、Apple Pencil13本、Apple TV1台、HomePod mini2台を用意する。

 同大学によると、2022年4月の情報学部開設に合わせ、プログラミング能力の全学的な向上を図るべくAATCEをオープンすることになったという。

 AATCEでは、Apple製品のアプリ開発に必要なプログラミング言語である「Swift」やアプリ開発ツール「Xcode」などが学習できる。また、トレーニングプログラムの受講後には、Appleが提供するSwift、Xcode、App開発ツールの基礎知識保有を証明する「App Development with Swift」の資格試験を同大学で受験できる。

 Appleの製品は世界中で広く使われており、特に日本はiPhone(iOS)のシェアが高いことで知られている。iOSやmacOSアプリ開発の現場では、Swiftが主流となっているため、Swiftを身に付けることで活躍する場は日本から世界に広がると同大学は説明している。

 なお、AATCEの開設を記念し、近畿大学情報学研究所所長でドワンゴ代表取締役社長の夏野剛氏と、インターネット匿名掲示板「2ちゃんねる」の開設者である西村博之氏によるオンライントークセッションを11月26日に実施した。トークテーマは「プログラミングを学ぶ必要性について」。同イベントの内容は、大学公式YouTubeで視聴可能だ。

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