LINEは11月25日、コミュニケーションアプリ「LINE」内において、動画プラットフォーム「LINE VOOM」のAndroid版の提供を開始したと発表した。iOS版については、近日公開する予定。
同社によると、人々のデジタルに対するニーズは日々移り変わっており、昨今では動画コンテンツの需要が高まりを見せているという。
個人の趣味や嗜好が細分化され、動画コンテンツの形態が多様化する中、新たな需要に対する取り組みとして、これまで展開していた「タイムライン」を一新。動画プラットフォームのLINE VOOMとして提供を開始する。
サービス名のVOOMは、「Video Room」「Visual Room」「Boom」を掛け合わせた造語で、動画を気軽に楽しみ、新たなトレンドやブームを生み出すという意味が込められている。
VOOMでは、「好きが、つながる。」のコンセプトのもと、気軽に自分の動画を投稿したり、さまざまなジャンルのショート動画を視聴したりして楽しむことが可能。
また、動画に対してリアクションやコメントを送ることや、LINEでのシェアも可能だ。
なお、LINEのつながりである「友だち」ではなく、フォローベースの設計となっている。趣味嗜好にあった動画や人気の動画が表示される「おすすめ」と、自身がフォローしたユーザーやクリエイターなどの動画が表示される「フォロー」という2つのタブを用意した。そのほか、上部には24時間で投稿が消える「ストーリー」が表示される。
おすすめに表示する内容については、視聴傾向に基づきパーソナライズ化されるため、見れば見るほど好みの動画コンテンツが表示される仕組みとなっている。
今回のリニューアルでは、自身で設定変更した一部の人を除き、[フォロー設定]>[フォローを許可]の設定が自動でオンとなり、友だち以外からのフォローができるようになっている。
今後は「LINEマンガ」「LINE MUSIC」などの各サービスと連携し、さまざまな動画コンテンツを展開予定。
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