Twitterがボットと人間を簡単に区別できる機能の開発に取り組んでいる。同社はボットと呼ばれる自動アカウントを識別できる新機能を9月に発表してテストを進めている。この機能では、自動アカウントであることを示すラベルをボットのプロフィールと個別ツイートの両方に表示し、さらにボット開発者の公式Twitterアカウントへのリンクも掲載する。
このようなボットは、例えば地震の発生時などに、有益で重要な情報を提供してくれるものが多い。また、動画のダウンロードや指定した時間にツイートを再表示しするボットなど、ユーザーの役に立つものもある。なかには、The New York Timesが記事の中で初めて使用した単語をひたすらツイートし続けるボットさえある。
ただし、ボットにラベルをつけるこの新機能は、有害なボットがあなたのタイムラインでスパムやデマを広めようとするのを阻止するのには、それほど役に立たない。
TwitterはTwitter Safetyアカウントで、すべての自動アカウントが有益というわけではないとして、機械学習と「調査員で構成された科学捜査チーム」の支援を得ながら、悪質なボットを積極的に検知しようとしているとツイートした。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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