英語圏在住のアジア人向けのライブ配信型マッチングアプリ「EME Hive」を運営するEAST MEET EASTは11月24日、ディー・エヌ・エーをリード投資家として、朝日メディアラボベンチャーズ、モバイル・インターネットキャピタルより、700万米ドル(約8億円)の第三者割当増資を実施したと発表した。
EAST MEET EASTは英語を主要言語としたアジア人を主に対象とした恋活・婚活マッチングサービスとして、2013年にCEOの時岡真理子氏がニューヨークで立ち上げた。その後、ロサンゼルスおよび、サンフランシスコなどでも展開している。
EME Hiveは、写真やチャットだけでなく、ライブ配信によってより多くの表情や雰囲気を確認しながらコミュニケーションがとれるライブ配信型マッチングアプリだ。
英語を主要言語としたアジア人を対象としており、米国移住時の年齢や母国語など、アジア人の関心事項に的を絞った項目を検索条件・アルゴリズムを入れることによって、マッチングの成功率を最大化している。共通の文化コミュニティを通じて、恋愛を目的とした出会いだけではなく、同じ趣味の仲間などをライブ配信を通じて探すことができる。
今回調達した資金を活用し、画期的かつ、コロナ禍でも安心して利用できるマッチング×ライブ配信のシステムを強化する予定。さらに、ヒスパニック系をはじめとする多人種コミュニティのシェア拡大を推進するとしている。
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