Pew Research Centerが米国人を対象に実施した新たな調査で、大多数の人はビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨について多少知っているが、実際に利用したことがある人ははるかに少ないことが明らかになった。
仮想通貨について聞いたことがあるかという問いに対し、「たくさん」または「少し」と答えた人は、調査対象者の86%にのぼった。「たくさん」と回答した人の割合は24%だった。個人的に仮想通貨の投資、取引、利用をしたことがあるかという問いについては、16%が「ある」と回答した。
9月13日~19日にかけて実施された今回の調査の結果は、仮想通貨をめぐる消費者の認知や利用がこの数年で大幅に進んだことを示している。Pew Research Centerによる2015年の調査では、ビットコインに限定して米国の成人に質問した結果、聞いたことがあると答えたのは48%、取得、取引、利用したことがあると答えたのはわずか1%だった。
今回の調査ではまた、世代が若くなるにしたがって、仮想通貨を利用したことがある人の割合が高くなる傾向があることも明らかになった。対象者を4つの世代に分けた統計では、最も若い18〜29歳の年齢層で、仮想通貨の投資、取引、利用の経験がある人の割合が31%になり、4つの世代の中で最も割合が高かった。
仮想通貨を利用したことがあると回答した男性の割合は22%で、同様に回答した女性の10%を大きく上回った。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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