和紙の服から肥料、野菜として消費者へ--循環型モデルのウェア「aloof home」

飯塚 直 坂本純子 (編集部)2021年11月10日 11時05分
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 クレサヴァは11月11日、「衣」から「食」へつなぐ循環モデルを体現したショップ「aloof home」を東京・南青山にオープンする。

 
 

 同社は、ブランド・商品設計やファッション、インテリアなどを手掛ける企業。生産から販売まで、大手パートナー各社と連携してワンストップで提供する体制を構築している。

 aloof homeでは、「Feels like home.」をコンセプトに、家から2km範囲で使えるウェアを展開。素材には、海洋汚染の原因となる合成繊維を使用せず、和紙やコットン、シルクなど、全て天然繊維を採用している。

 商品は、買い切り型と90日または180日ごとの更新タイプを選択でき、期限が来たときに更新するか返却するかを選択できる。また、1年経つと返却時にポイントがつくしくみだ。価格は、和紙のTシャツが90日で1万2670円(税込)。なお、耐久性については100回洗濯してもよれない、という実証実験結果があるという。

 同循環システムでは、着古したら「捨てる」という従来の行動をなくし、捨てるのではなく、土へ還すサイクルを構築。aloof homeの製品は、同循環型システムに特化したブランドとなる。

 なお、天然素材の服は、全て土の中で生分解(微生物の働きにより分解されること)される。中でも和紙には、土壌や水質の浄化効果があり、畑の質の良い肥料として美味しい野菜を育てられるという。

 同社では、豊かな自然に囲まれた京都美山に農園を構えており、今後は周辺農家と共に成長する地産地消モデルの構築を目指す。

 店舗は常設で、カウンターでは自社農園のある美山の野菜を使ったスムージーが飲めるほか、今後は朝食も提供する予定という。

 今後はベッドシーツや枕カバーなどを開発し、ホテルや旅館などのホスピタリティ業界への展開により、企業の成長を目指す。


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