LINEは11月4日、日本マイクロソフトおよび「Microsoft Azure」のパートナー各社と基本合意書を締結し、小売業界のDX支援を目的とした共同プロジェクトの開始を発表した。
共同プロジェクトでは、両社のサービス群を利用した新規ソリューションの企画、開発支援、パートナープログラムの発足、クライアント企業への共同提案、マーケティング支援、データ分析などを主に行う。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、オフラインが中心であった小売業界でも、オンラインとオフラインを融合させた顧客コミュニケーションなど、小売事業者と消費者の関係性の再構築が求められていると説明する。
共同プロジェクトでは、さまざまな領域でUXを開発し、APIも広く外部提供してきたLINEと、マイクロソフトのクラウドインフラサービス市場での技術力を生かすとしている。
LINEと日本マイクロソフトは、5月にMicrosoft AzureのパートナーとMaaSの普及拡大を支援するプロジェクトでも協業しており、今回が2回目の協業となる。
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