長くうわさが流れているAppleの拡張現実(AR)/仮想現実(VR)ヘッドセットが2022年に登場する可能性があるという。著名なAppleアナリストのMing-Chi Kuo氏の新たなレポートによると、AppleはWi-Fi 6/6Eに対応する機能をこのヘッドセットに搭載することを目指しており、2022年末頃に実現する可能性がある。
MacRumorsが見つけた投資家宛てのメモの中で、Kuo氏は、Meta(Facebookから社名変更)、ソニー、Appleの新しいヘッドマウントディスプレイ(HMD)が2022年にWi-Fi 6/6Eを採用するとしている。Metaは2022年後半、Appleは2022年第4四半期、ソニーは2022年第2四半期に新たなHMDをリリースすると同氏は予想している。
Metaの最高経営責任者(CEO)Mark Zuckerberg氏は先週、「Facebook Connect」イベントで、新しいハイエンドのVRヘッドセット「Project Cambria」を開発していることを明らかにした。2022年に詳細を発表する予定だ。ソニーは、「PlayStation 5」向けに設計された「PlayStation VR」ヘッドセットの後継モデルに言及している。こちらも2022年以降に登場する可能性がある。
Kuo氏は、最新のWi-Fi仕様を採用することが「ワイヤレス体験を向上させるHMDの基本要件」だとし、「Wi-Fi 6は、通信速度と消費電力でWi-Fi 5よりはるかに優れている」と述べている。
「iPhone 12」と「iPhone 13」シリーズの最新デバイスは、Wi-Fi 6をサポートしている。いずれもWi-Fi 6Eはサポートしていない。
米CNETの取材に対し、Appleはコメントしていない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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