JR東日本スタートアップは10月29日、フーディソン、207と合同で、新幹線などの列車で荷物郵送を行う「はこビュン」とギグワーカーによるラストワンマイル配送を活用した鮮魚の宅配実証実験を11月2日から開始すると発表した。なお、宅配対象エリアは東京都品川区高輪周辺のみとなる。
今回の取り組みは、新幹線の定時性や速達性を活かしたはこビュンとギグワーカーによるラストワンマイル配送サービスの「スキマ便」と組み合わせることで、手頃な配送料金で新鮮な魚介類を自宅で受け取れるのが特長だ。
実証実験では、新潟港で朝水揚げされた南蛮エビ(新潟特産の甘エビ)500gとズワイガニまたは毛ガニ1~2杯をセットにし、新潟駅を9時24分に発車する「とき314号」で東京まで輸送。同日の15時半から19時の間に宅配する。日程は11月2日、5日、9日、12日の4日間で、1日5箱の数量限定。価格は6600円(税込、送料込み)。
申し込みは「ネットでエキナカ」で到着3日前まで受け付ける。時化などで水揚げがなかった場合はキャンセルになる。
また、同じ新幹線で輸送した鮮魚を都内の鮮魚店「sakana bacca」でも販売する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」