オンラインM&Aマッチングプラットフォーム「M&Aクラウド」を運営するM&Aクラウドは10月27日、STRIVEをリードインベスターに、既存投資家のSkyland Ventures、インキュベイトファンド、SMBCベンチャーキャピタル、新規投資家のSTRIVE、日本郵政キャピタル、博報堂DYベンチャーズ、MS-Japan(GP:ハヤテインベストメント)、NORTH AND SOUTHから、総額約10億円の資金を調達したことを発表した。今回の資金調達により、創業からの累計調達額は約12.4億円になった。
同社は2015年12月創業。売り手企業が無料かつ、オンラインで買い手企業の情報を閲覧し、直接打診ができるM&Aおよび資金調達のマッチングプラットフォームとして、2018年5月から「M&Aクラウド」を運営している。サービス開始後、わずか3カ月で9.2億円のディールが成立。直近では、売り手の登録社数約6000社、買い手の掲載社数が約400社に成長しているという。
今後は調達した資金をもとに、ソーシングからPMIまで総合的にM&Aをサポートできるプラットフォームの開発を加速するとともに、売り手と買い手双方から熱量を持った情報発信ができるシステムを構築していくという。また、買い手側に向けてテクノロジーとファイナンシャルアドバイザー(FA)を融合したサポート体制を充実させることで負担を軽減し、より円滑なM&Aの実現を目指すとしている。
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