動画活用で企業のDX推進を支援するエビリーは10月20日、大和企業投資、地域創生ソリューション、西武しんきんキャピタル、みずほキャピタルを引受先とした第三者割当増資と、金融機関からの融資により、総額7億円の資金を調達したと発表した。
同社は、動画の活用により企業のDX推進を支援するプロダクトとして、法人向けのクラウド型動画配信プラットフォーム「millvi(ミルビィ)」と、YouTubeを中心とした動画SNSデータ分析ツール「kamui tracker(カムイトラッカー)」を開発・販売している。
同社によると、2016年に動画SNSデータ分析ツールのkamui trackerをリリースして以降、YouTuber、広告主、広告代理店など、2万人以上に利用されているという。コロナ禍において、企業内でのコミュニケーションや教育で動画の活用が進んだことで、クラウド型動画配信システム「ミルビィポータル」の新規契約数も前年比約380%に増加しているという。
今回調達した資金については、動画プロダクトの開発強化とマーケティング強化、販売強化に活用する予定。また、開発人材・幹部人材を含む全部門での人材採用も実施していくという。
さらに、データに基づいた動画制作から配信までをワンストップで提供することで、顧客の動画マーケティング領域、インナーコミュニケーション領域の課題解決を実現するソリューションを強化していくという。
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