ビットコインに連動する米国初の上場投資信託(ETF)の取り引きが始まった。仮想通貨が金融のマスマーケットに拡大する過程で、新たな節目となる出来事だ。
投資運用会社のProSharesが発行した「ProShares Bitcoin Strategy ETF」(ティッカーシンボル「BITO」)は、米国時間10月19日にニューヨーク証券取引所(NYSE)で売買が開始された。このETFは、個人投資家が仮想通貨に関わる新たなチャネルを提供するが、革命的な前進というより、進化に向けた一歩に近い。証券会社から直接ビットコインを買えるようになったわけではないからだ。
ProSharesの最高経営責任者(CEO)を務めるMichael L. Sapir氏は、18日のプレスリリースで次のように述べた。「BITOは、証券口座を持っていて株式やETFを購入することに抵抗はないが、仮想通貨取引所に別の口座を開設する手間や新たな情報収集は避けたいと考えている多くの投資家に、ビットコインに関わる機会を広げるものだ」
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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