Amazonはオフィス従業員の職場復帰について、より柔軟な働き方を提供するという。同社は最高経営責任者(CEO)のAndy Jassy氏が従業員に送った電子メールを、米国時間10月11日にウェブサイトで公開した。それによると、一律で同じ規則を義務付けるのではなく、オフィス出勤日については個々のチームディレクターの判断に委ねる。同社は主にオフィスで勤務するチーム、主にリモート勤務を続けるチーム、またリモート勤務とオフィス勤務を併用するチームが出てくるとみている。
「出社日数や出社日を規定することは、あえてしない。それは、ディレクターがシニアリーダーやチームとともに決めることになる。その決定は、顧客にとって何が最も効果的かという指針に基づいてなされるべきだ。そして当然ながら、われわれは皆今後も、どこで仕事をするかに関わらず、顧客に対してどのような成果をもたらしたかによって評価される」と、Jassy氏はメールに綴っている。
Amazonは6月、新型コロナウイルスに伴う各地域の規制が解除されたら、基本的に週3日をオフィス勤務とする方針を明らかにしていた。また、年間最大4週間、リモート勤務する選択肢を提供するとしていた。当時は、秋にオフィス中心の文化を基準とする体制に戻す計画だったが、その後2022年1月に延期していた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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