NTTテクノクロス、豚の撮影で増体を可視化するシステム販売へ

  • 一覧
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 NTTテクノクロスは10月11日、母豚(繁殖用雌豚)を撮影するだけで繁殖に最適な増体(体重の増減変化)管理を実現するシステム「any-condition(エニコンディション)」を10月26日より販売すると発表した。

 料金は、母豚100頭以上が初期導入費:7.2万円~、年間ライセンス費:2.8万円~。母豚1000頭以上が初期導入費:60万円、年間ライセンス費:24万円。

キャプション

 同社によると、養豚経営を左右する重要な要因として、繁殖成績の向上が挙げられるという。

 高い繁殖成績を上げるためには、飼養環境や給餌・給水を適正に管理することが重要。中でも、給餌管理による母豚の増体コントロールは、健康な子豚を多く出産することにつながる。

 通常200kg超もある母豚向けの体重計は、コスト面や労力を要するため導入している養豚場は少なく、母豚の増体を測定する簡易的な手法として、目視や触診による太り具合の測定や超音波による背脂肪厚の測定が取り入れられている。

 しかし、いずれも熟練の技術が求められるとともに、測定者による誤差の発生や測定作業に労力を要する課題があった。

 同社が行った、山形県養豚研究所および、伊藤忠飼料との2年間にわたる共同研究により、母豚の増体変化には胸囲が最も相関関係が高いことが判明。

 そこで同社は、豚体重推定システム「デジタル目勘(めかん)」の技術やノウハウを活用し、母豚の胸囲から増体を可視化する同システムを開発した。

キャプション

 同システムでは、母豚の背中を撮影し胸囲を推定。従来の測定作業と比べ、手軽に素早く計測ができるのが特徴。

 また、推定した胸囲から母豚の太り具合を自動で評価。増体推移は、グラフでも確認でき、熟練の知識や勘がなくても給餌量の調整が可能となる。加えて、繁殖に最適な増体管理を実現でき、飼料コストの最適化も図れるという。

 データの蓄積により品種や飼養環境に合わせた農場ごとの増体推移曲線を作成可能。増体変化と繁殖成績の紐づけにより、繁殖傾向の見える化や分析が行え、繁殖成績の改善をサポートできるとしている。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]