Facebook傘下の3つのサービス、「Facebook」「WhatsApp」「Instagram」が米国時間10月4日、3時間以上にわたって利用できない状態になった。クラウドソーシングによってオンライン障害を追跡するウェブサイトDown Detectorによると、これら3つのソーシャルネットワークでは米国東部時間4日午前11時40分頃から問題が発生したとみられる。またFacebookのステータス追跡ウェブサイトも、正午頃にダウンした。
WhatsAppは同日正午すぎに問題が発生していることを認め、「正常な状態に戻すために作業中で、できるだけ早く最新情報をここで発信する」とツイートした。FacebookとMessengerのTwitterアカウント上でも、同様のメッセージが共有されている。
We’re aware that some people are having trouble accessing our apps and products. We’re working to get things back to normal as quickly as possible, and we apologize for any inconvenience.
— Facebook (@Facebook) October 4, 2021
Mercury in retrograde got the best of us. We’re working to resolve the issue as quickly as possible, and apologize for the inconvenience. #MessengerDown
— Messenger (@messenger) October 4, 2021
3つのソーシャルネットワークの障害の原因は、直ちには明らかになっていない。セキュリティ専門家のBrian Krebs氏は、DNS関連の問題のようだと述べ、何らかの理由で「コンピューターやその他のインターネット対応デバイスにオンラインの宛先を特定する方法を伝達するための、主要なデジタル記録が無効になる状態が発生している」とした。
Facebookのサービスやアプリがダウンしていることに加えて、同社の一部の社内ツールにも障害の影響が生じていると報じられている。Instagramの最高経営責任者(CEO)を務めるAdam Mosseri氏は、「雪の日」のように感じられるとツイートした。
障害発生時によくあることだが、これらのサービスのユーザーは他のソーシャルネットワークに集まって、障害について報告した。午後12時6分の時点で、米国のTwitterユーザーの間では「Instagram and Facebook」がトレンドの1位、また「WhatsApp」と「#instagramdown」も急上昇していた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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