favyは10月4日、飲食業界向けに質の高い店舗DXを提供するRaaS(レストラン・アズ・ア・サービス)構想を発表した。
これまでの飲食店運営においては、レストランテック各社が提供しているシステムのデータは統合しておらず、非効率的な状況にある。
同社は、自社店舗での実体験や顧客店舗へのツール導入支援を通して、レストランテック各社のシステムを統合することで、飲食店のDX導入の効果を高められると考え、RaaS構想を発表した。
RaaS構想は、同社がプロデュースする飲食店での実体験や顧客店舗へのツール導入支援を通して、レストランテック各社のシステムを統合することで、飲食店のDX導入効果の最大化を目指すものとなる。
構想の第一弾として、同社運営するシェア型レストランのノウハウを活用し、シェアレストラン構築支援・運用支援の取り組みの一環として、閉店した横丁スタイルの飲食店の再生に挑戦する「横丁リブート計画」を実施する。
なお、横丁リブート計画には、予約システムなどを通じて外食DXを推進するトレタが参画。同社のデジタルツール・システムとトレタのサービスを連携させ、飲食店へとサービスを提供する。
具体的には、飲食店の見込顧客や常連客を管理する「favyサブスク」と飲食店向け予約/顧客台帳サービス「トレタ」をはじめ、店内モバイルオーダー「トレタO/X」や、飲食店の電話予約をAIで自動受付する「トレタ予約番」を横丁リブート計画のためにカスタマイズし、同社の販促サービスなどとパッケージ化。RaaSとして提供する。
なお、2021年中に鹿児島県、徳島県、大分県、宮城県、富山県で横丁リブート計画を実施し、シェア型レストランをオープン予定。
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