中国の小米科技(シャオミ)は現地時間9月15日、新型スマートフォン「Xiaomi 11T」「Xiaomi 11T Pro」「Xiaomi 11 Lite 5G NE」、および新しいタブレットとフィットネスバンドをイベントで発表した。
シャオミは11Tと11T Proのカメラ性能を「Cinemagic」という名で喧伝しており、多数の革新的な映画製作機能を提供するものだとしている。また、同社の120Wの急速充電「HyperCharge」によって、11T Proは、17分ほどで100%の充電が可能だという。
11Tと11T Proはいずれも120Hzで6.67インチのAMOLEDディスプレイを備えているが、11 Proには「ドルビービジョン」機能も含まれている。いずれも背面に1億800万画素の広角カメラ、800万画素の超広角カメラ、500万画素のテレマクロカメラ、前面には1600万画素のディスプレイ内蔵カメラ、計4台のカメラを備えている。11TProはQualcommの「Snapdragon 888」チップ、11Tは「MediaTek Dimensity 1200-Ultra」を搭載している。
11 Lite 5G NEは、Qualcommの「Snapdragon 778G 5G」で動作し、6.55インチのAMOLEDディスプレイを備え、ドルビービジョンを備えている。6400万画素のメインカメラ、800万画素の超広角カメラ、500万画素のテレマクロカメラのほか、前面に2000万画素のディスプレイ内蔵カメラがある。3機種はいずれも5G対応だ。
11Tは499ユーロ(約5万8000円)、11T Proは649ユーロ(約8万4000円)、11 Lite 5G NEは369ユーロ(約4万8000円)から。
一方、「Xiaomi Pad 5」タブレットは、ステイホームの生活を対象とした一連の生産性ツールに加えて、「ドルビーアトモス」とQualcommの「Snapdragon 860」プロセッサーによる立体型音響を備える。価格は349ユーロ(約4万5000円)から。
シャオミは、NFCを使用した非接触型決済に重点を置いたスマートバンド「Mi Smart Band 6 NFC」も発売した。これにはAmazonの「Alexa」も組み込まれている。価格は54.9ユーロ(約7000円)から。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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