ヤフーは9月15日、キャッシュレス決済サービス「PayPay」ブランドを冠した新しい飲食店予約サービス「PayPayグルメ」を今秋に開始すると発表した。
同サービスでは、PayPayと連携したPayPayクーポンの掲載や独自のキャンペーンに加え、リピーター獲得など、コロナ禍で厳しい飲食業界を支援するための取り組みを行っていくという。
また、初期導入費や固定費は無料。利用者がネット予約を通じて来店した時のみに費用が発生する「成果報酬型」の料金体系を採用している。なお、PayPayグルメで予約を受付けるには、Yahoo!ロコ 飲食予約サービスの申し込みが必要となる。
利用者は、PayPayグルメで予約・来店すると、人数・利用したコースに応じたPayPayボーナスが付与される。付与されたPayPayボーナスは、予約時に割引として利用するか、来店日の翌月下旬に受け取るかを選択可能。
同社によると、サービス独自の次回使えるクーポンをユーザーの来店回数に応じて発行できるため、リピーターの獲得促進としても活用できるとしている。
なお、PayPayグルメではPayPayで現地決済する時に利用できるPayPayクーポンを掲載しており、予約しない場合でもお得に利用できる。さらに、予約時にPayPayで事前決済を可能とする機能を提供し、飲食店の無断キャンセルの抑止を支援していく。
今後は、PayPayやLINEなどとの連携を通じて、さらなるサービス拡充を図る。なお、同社が2011年より運営しているYahoo!ロコについては、サービスを継続するという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス