「iOS」「macOS」などにセキュリティ更新--悪用された可能性がある脆弱性を修正

Carrie Mihalcik (CNET News) 翻訳校正: 編集部2021年09月14日 10時34分

 Appleは米国時間9月13日、「iPhone」「iPad」「Apple Watch」「Mac」を対象としたセキュリティアップデートをリリースした。スパイウェア「Pegasus」に悪用されたと報じられている脆弱性を修正するものだ。

iPhone
提供:Angela Lang/CNET

 「iOS 14.8」と「iPadOS 14.8」に対するAppleのセキュリティノートには、「悪意を持って作成されたPDFを処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。Appleは、この問題が積極的に悪用された可能性があるとの報告を認識している」と書かれている。Appleはこの脆弱性を修正するために、「watchOS 7.6.2」および「macOS Big Sur 11.6」と、「macOS Catalina」に対するセキュリティアップデートもリリースした。

 複数の報道機関が7月、ジャーナリスト、政治家、活動家のスマートフォン上でPegasusスパイウェアが使われたとの調査結果を明らかにした。イスラエルを拠点とするNSO Groupが開発したこのスパイウェアは、テキスト、動画、写真、ウェブ閲覧履歴にアクセスして記録できるほか、端末上のパスワードを受動的に記録して取得することができると報じられている

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]