いよいよだ。Appleの「iPhone 13」は、日本時間9月15日午前2時から開催されるイベントで発表されるとみられる。2020年の「iPhone 12」の発表時と同様、パンデミックへの懸念から、今回の発表イベントもオンラインのみとなる。アナリストのMing-Chi Kuo氏によると、新型スマートフォンのラインアップはiPhone 13、「iPhone 13 mini」「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」の4モデルになると予想されるという。
Appleの9月の発表イベントがオンラインになることは、すでに予想されていた。Bloombergの記者Mark Gurman氏は7月下旬、自身のニュースレター「Power On」でこの見方を伝えていた。というのも、Appleが同月中旬に、新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて、オフィスでの勤務再開を延期することを決定していたからだ。Appleは6月の時点で、9月から少なくとも週3日はオフィスに出社することを全従業員に要請するとしていた。同社が9月にオフィスを再開するスケジュールを変えていなければ、発表イベントの対面での開催は「あり得る」ことだったとGurman氏は述べている。
2020年には例年のスケジュールがパンデミックによって変更され、製造の遅れから同年9月のAppleのイベントは8年ぶりにiPhoneの発表がないイベントとなった。だが、2021年はAppleの通常のスケジュールに戻るとKuo氏は予測している。サプライチェーン情報に基づく3月の報道でも、iPhone 13の発売日は9月末になると指摘していた。また、DigiTimesによる4月の報道では、業界関係者の話としてiPhone 13の新チップの生産が予定より早く進んでいると伝えており、それゆえ新型スマートフォンの発売はコロナ以前の通常のスケジュールに戻るはずだとしている。
MacRumorsの8月の記事によると、Wedbush SecuritiesのアナリストDaniel Ives氏も投資家宛ての短信の中で、AppleがiPhone 13を「9月の第3週」にリリースする可能性が高いとの見方を示したという。これは9月13日から17日までのいずれかの日ということになる。
iPhoneの発売日は通常、Appleが新モデルを発表してから約1週間半後の金曜日に設定されている。iPhone 13が9月15日(水)に発表されるとすると、発売日は9月第4週のいずれかの日、おそらく9月24日になると予想できる。Appleが14日にこの新型スマートフォンのラインアップを正式に発表した時点で、さらに詳しい情報が明らかになるだろう。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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