朝日新聞主催による持続可能な地球と社会を探るイベント「朝日地球会議2021」が、10月17~21日の5日間、オンラインで開催する。国内外の識者を招待し、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」に含まれる課題やその道筋を探る。
朝日地球会議は、2008年に開始した「朝日地球環境フォーラム」から通算して14回、朝日地球会議へとリニューアルしてからは6回目となるイベント。昨年に引き続きオンラインで開催する。
2021年のメインテーマは「希望と行動が世界を変える」。グローバル規模のコロナ禍とともに、気候変動の危機、世界経済の不安、米中対立を軸とした国際的な緊張などが増しているなか、「Z世代とともに」「コロナ後の社会を見据える」「コロナと医療」「地球環境と真摯に向き合う」「SDGsに取り組む」「直面する課題を乗り越える」の6つのテーマから課題を取り上げるという。
初日となるDAY1では、米ハーバード大学教授で政治哲学者のマイケル・サンデル氏と、青山学院大学教授で米ロックフェラー大学の客員研究者を務める生物学者の福岡伸一氏らによるパネル討論「ポストコロナ時代の人類と社会~いま考える『新しい知』」や、歌舞伎俳優の市川海老蔵さん、上智大学大学院地球環境学研究科で教授を務めるあん・まくどなるど氏などを招く「子どもたちに残したい 私たちの家『地球』」などを予定している。
また、5日間全てで“創作あーちすと”として活動する女優、のんさんが登場。SDGsにまつわる絵本を朗読しつつ、朝日新聞「withnews」の奥山晶二郎編集長と語り合うという。
本イベントの参加は無料。専用サイトからの申し込みが必要で、締切は10月15日。申込者には、会期数日前に視聴用URLを送付するとしている。
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