ファームノートホールディングス(FNHD)は8月16日、丸紅と酪農・畜産DXの推進に向けた協業を8月より開始したと発表した。
日本の酪農・畜産業界は、高齢化、労働負荷の重さ、新規参入障壁の高さにより、離農者の増加と後継者不足が社会課題になっている。
昨今、IoTソリューションの利活用による酪農・畜産の生産性向上と効率化への期待が高まっている一方、その普及においてはIoT機器活用への心理的ハードルなどの課題も多く、まだ裾野が広がっていない現状がある。
そこで、同社の酪農・畜産IoTソリューション(デバイス、データ分析、ノウハウなど)と、丸紅のネットワーク、人材、多様な機能を合わせ、酪農・畜産DXの加速度的な推進による生産性向上・効率化の実現に向けた取り組みを開始する。
具体的には、丸紅グループが保有する日本全国に張り巡らされたネットワーク・人材を活用し、FNHDグループ各社が提供する製品・サービスの普及・促進を実施。FNHDグループが提供する製品・サービスと、丸紅グループが持つ多様な機能(飼料、肥料、保険、ファイナンスなど)を組み合わせた複合的なサービスを提供するという。
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