Elon Musk氏はすでに公式の伝記を1つ持っている。「イーロン・マスク 未来を創る男」(Ashlee Vance著、2015年)だ。同氏は伝記の刊行以降、多くのことを成し遂げてきており、このほど2冊目の伝記が予定されていることを明らかにした。今回はWalter Isaacson氏が執筆するという。
Musk氏は8月5日、「もしTeslaやSpaceX、私のさまざまな行動に興味があるなら、Walter Isaacsonが伝記を書いているところだ」とツイートした。このツイートが1時間で4万を超える「いいね」を獲得したことを見るに、消費者の準備は万端のようだ。
If you’re curious about Tesla, SpaceX & my general goings on, @WalterIsaacson is writing a biography
— Elon Musk (@elonmusk) August 5, 2021
Fox Businessは6月、Isaacson氏がMusk氏と伝記を出す可能性について話し合っていると報じていたが、その時点ではまだ最終的な決定はされていなかったという。
Isaacson氏は米国のクリエイターを扱う伝記作家で、Appleの創業者である故Steve Jobs氏の伝記「スティーブ・ジョブズ」を手掛けたことで有名だ。この伝記は2011年、Jobs氏の死からわずか19日後に出版され、その後2015年の映画、「スティーブ・ジョブズ」(Michael Fassbender主演)の原案となった。
Vance氏による2015年の伝記は、Musk氏への数回のインタビューを経たもので、2014年までの同氏の人生を扱っている。Teslaが世界一時価総額の高い自動車会社になり、SpaceXが人類を軌道上まで送り届けた初の民間企業になったのは、その後のことだ(同氏は他にも数多くのことを成し遂げている)。同氏がDogecoinの旗振り役になったのも、もちろんその後だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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