短期の民泊サービスを手がけるAirbnbは米国時間7月29日、物件のWi-Fi通信速度を測定する新たなスピードテスト機能を導入し、自宅を登録しているオーナーであれば誰もがその結果を公開できるようにすると発表した。オーナーは、「Airbnb」アプリに記載された手順に従えば、所有する物件でいくつかの簡単なスピードテストを実施できる。ゲストは、物件を探す際にテストの結果を比較して予約できる。
「どこでも仕事や生活ができる柔軟性が高まりつつある中、デジタルノマド、リモートワーカー、ロードスクーラー(学校に行かず旅をしながら学ぶ学生)、旅をする家族、ゲーマー、クリエーターの誰にとっても、予約前に物件のWi-Fi速度を確認できることは必須の条件となっている。ゲストは、滞在する場所が通信面でのニーズを満たせるという安心感を求めている」(Airbnb)
Airbnbの掲載物件ではすでにオーナーが物件のWi-Fi速度を掲載できるようになっているが、新たにスピードテストが組み込まれることで、これらの速度の信ぴょう性がさらに裏付けられることになる。なお、このスピードテストはMeasurement Lab(M-Lab)のオープンソースソフトウェアを採用している。また、スピードを求めるゲストに安心感を与えるだけでなく、スピードテストの結果はM-Labが公開しているオープンソースのインターネットパフォーマンス指標データベースにも登録されるという。
Airbnbは、新しいスピードテスト機能の導入を米国で進めており、今後数週間かけて世界中で展開するとしている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス