Twitterは米国時間7月28日、アプリ内ブラウザーで商品を閲覧して購入できる機能「Shop Module」の試験提供を、米国で開始したと発表した。同社は購入や決済の処理を行わず、ユーザーは一般的な小売業者のウェブサイトと同じように商品を購入することになるという。
この機能により、販売業者はTwitterプロフィールの上の方に自社製品を表示できる。まずは米国で「iOS」版を利用するユーザーが、これを閲覧できるようになる。
Twitterによると、ビデオゲームや電子機器を販売するGameStopや、サンフランシスコを拠点に盗難防止機能や防水機能付きの財布や旅行用品を製造するArden Coveのほか、ゲーム、エンターテインメント、ハイテクなどさまざまな業種の10社がこの試験的プロジェクトに参加している。
FacebookやTikTokなどのソーシャルネットワークは、Eコマース機能の強化を図っているため、Twitterもその流れに乗っていることは意外ではない。Twitterは、Shop Moduleの使用料を企業に課すわけではないが、この機能によってユーザーが各種ブランドとやり取りするために同社サイト上で過ごす時間が増える可能性がある。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来