Teslaは米国時間7月26日、2021年度第2四半期決算を発表し、GAAPベースで11億ドルの純利益を記録したことを明らかにした。同社が10億ドルの大台を突破したのは、今回が初めてだ。売上高は120億ドル。生産台数もこれまでの記録を大幅に上回り、20万6421台の車両が各地の工場で組み立てられた。納車台数も過去最高の20万1304台となった。
世界的な半導体不足が世界中の自動車メーカーの生産活動に影響していることを考えれば、この生産台数は特に素晴らしい成果だ。
Teslaがテキサス州オースティンとドイツのベルリンで進めているギガファクトリーの建設も順調に進んでおり、両工場では2021年内に「Model Y」の生産が始まる予定だ。
さらにTeslaは、自社開発した新しい4680電池も検証試験中だ。同社によれば、歩留まりは許容できるレベルに達しており、電池パックの衝突試験結果も良好だという。今後は生産上のボトルネックを解消するための取り組みが必要になると、同社は説明した。
ただし、Teslaの未来がすべてバラ色というわけではない。同社は電動トラック「Semi」の販売を2022年まで再び延期している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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