メルカリのグループ会社であるMercariは7月20日、US版メルカリにおいて、Uberとの全米でのパートナーシップを通じた「Mercari Local」を発表した。
同社では、これまでサンフランシスコ、ニューヨーク、ヒューストンなどの主要都市において、非接触での同日集荷&配送サービスを「Mercari Now」として展開していたが、今回Uberとのパートナーシップを通じ、新たにMercari Localとして全米で展開する。Uberのプラットフォーム上で近隣の配達パートナーとマッチングし、購入から数時間ほどでほぼすべての商品のオンデマンド配送が実現できるという。
同社では、利便性を高めるために梱包を不要にしており、小さな家具やキッチン用品、フィットネス用品、ベビー用品といった、高い配送料かつ手配しづらい大型の出品物にとって理想の配送手段だとしている。
なお、Uberとのパートナーシップは、2020年に開始した「Uber Direct」をC2Cの取引に発展させたもの。Uber Directは、購入希望者とのつながりや国内の配送ニーズ管理のオペレーションを効率化できる手段として、世界中の小売業者や製造業者が導入しているという。
例えば、小売業者がUber Directを導入することで、購入希望者は小売業者のウェブサイトから直接注文でき、配達担当者が荷物を受け取って最終目的地まで配達するため、速配サービスを迅速に手配できるようになる。
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