Googleは、「Googleアカウント」に保存される検索履歴の保護を強化する、プライバシーを重視した新機能について発表した。
「Google」のモバイルアプリで、Googleアカウントのメニューに、検索履歴を素早く削除できる新しいオプションが表示されるようになる。タップするだけで過去15分間の検索履歴が削除される。
Googleはこの機能を5月に開催された「Google I/O」カンファレンスで発表した。モバイルのみのオプションで、現在はGoogleの「iOS」アプリで利用可能になっている。Androidアプリでも「2021年中に」提供されるとGoogleは述べている。
また、検索履歴を「自動削除」する機能が追加される。指定したタイミングで検索履歴を自動的、継続的に削除するよう設定できる。ユーザーは、アカウントから「ウェブとアプリのアクティビティ」を3カ月後、18カ月後、または36カ月後に削除するよう指定できる。
Googleは、「ウェブとアプリのアクティビティ」を有効にすると、検索履歴を保存することで、Googleサービス全体の利便性をさらにカスタマイズできるとしている。検索履歴は、ユーザー設定の「マイアクティビティ」セクションから確認、削除可能だ。
家族や友人とデバイスを共有している場合、ほかのユーザーが自分のマイアクティビティや検索履歴を見ることができないようにすることもできる。アカウントのこのセクションを保護するために、ユーザーの検索履歴を見る際にパスワードか2要素認証を求めるようになる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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