Facebookは米国時間7月13日、「Facebookグループ」内で情報に詳しい人を、管理者が専門家として指定できるようにすると発表した。この機能の狙いは、Facebookが誤情報と戦う際の一助とすることだ。
新型コロナウイルスやワクチンなどの話題に関する偽情報がオンラインで広まる中、Facebookはより信頼性の高い情報源にユーザーを誘導しようと努めてきた。Facebookグループは公開または非公開を選べるオンライン空間で、ハイキングや子育て、料理といった多様なトピックがグループごとに設定され、グループの参加者らが投稿を通じて交流できる。グループ機能は、過激派や白人至上主義者、陰謀論者にも利用されてきたため、規則に違反するコンテンツへのFacebookの対策が不十分との懸念が高まっていた。
あるユーザーがグループ内の専門家の役割を受け入れると、特定の話題について知識が豊富だと他者に伝わるように、ユーザー名に並んでバッジが表示される。Facebookによると、このツールは、PCのブラウザーからアクセスする場合とモバイルアプリの両方で、一部のグループから順次利用可能になるという。
Facebookはまた、フィットネスやゲームに詳しいユーザーが、自分がよく知る話題を明示できるようにする機能もテスト中だ。グループの管理者は、検索を通じて知識豊富なユーザーを見つけ、専門家としてグループに招待することができる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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