KDDIのauウェルネスアプリ、9月より医療機関の受診から薬の受け取りまで可能に

 KDDIは6月29日、トータルヘルスケアアプリ「auウェルネス」の機能を拡張し、ホワイトヘルスケアおよびMICIN(マイシン)と連携したオンライン服薬指導サービスを9月から開始すると発表した。

 6月から提供しているオンライン診療サービス「curon for KDDI」と合わせて利用することで、医療機関の受診から服薬指導までをスマートフォン上で完結できるのが特長。

6月から提供しているオンライン診療サービス「curon for KDDI」に加え9月からオンライン服薬指導サービスを開始
6月から提供しているオンライン診療サービス「curon for KDDI」に加え9月からオンライン服薬指導サービスを開始

 服薬指導は、患者が薬を処方してもらう際に受ける、薬効や副作用などの説明で、患者は薬剤師から必ず処方薬についての説明を受けるよう薬剤師法で定められている。

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、2020年4月から時限的・特例的措置として、オンラインでの服薬指導の実施ができるようになったほか、9月には改正薬機法により、映像および音声を利用した服薬指導についての規定が施行されている。

オンライン診療から服薬指導のユースケース
オンライン診療から服薬指導のユースケース

 オンライン服薬指導は、auウェルネスからシームレスに利用できるサービスだ。オンラインで診察を受けた後、調剤薬局への予約・服薬指導・決済がスマートフォン上で完結するため、薬局での待ち時間の解消、移動の負担や感染症リスクの軽減などが期待でき、定期的に薬の処方が必要な人が、無理なく治療を続けられるメリットがある。

 オンライン診療システムの利用料が診察1回あたり330円(税込)、薬局からの請求となる「処方薬代金」や、薬の「配送料金」などが別途必要になる。

 KDDIでは、2015年より郵送型の血液検査サービス「スマホ de ドック」を皮切りに、2020年よりauウェルネスアプリ、健康管理アプリ「ポケットヘルスケア」もラインアップし、スマホ起点のサービスによる課題解決に力を入れてきた。

KDDIは2015年よりスマホ起点のサービスによる課題解決に力をいれてきた
KDDIは2015年よりスマホ起点のサービスによる課題解決に力をいれてきた

 コロナ禍によって外出や運動の機会が減少。また感染リスクの回避による受診抑制によって、日々の健康管理の環境が今まで以上に悪化している傾向にあるという。

 他社との差別化についてKDDI パーソナル事業本部 サービス統括本部 担当部長の田口健太氏は、auウェルネスが持つ歩数計やオンラインエクササイズなど日々の健康支援からいざというときのオンライン診療、オンライン服薬指導サービスにまで一気通貫でできるのは独自的な存在と説明した。

 今後はお薬手帳の機能も追加する予定。お薬手帳機能と連携することで、服薬指導と服薬管理が簡単にできるようになる。

auウェルネスに医療系の機能も集約
auウェルネスに医療系の機能も集約

 ライフデザイン商材を組み合わせた心身の健康や生活環境を向上させるサービスを展開し、健康・医療領域におけるDXを推進していく。

MICIN 代表取締役の原聖吾氏、KDDI パーソナル事業本部 サービス統括本部 担当部長の田口健太氏、ホワイトヘルスケア 代表取締役社長の池本多賀正氏
MICIN 代表取締役の原聖吾氏、KDDI パーソナル事業本部 サービス統括本部 担当部長の田口健太氏、ホワイトヘルスケア 代表取締役社長の池本多賀正氏

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