Joe Biden米大統領は米国時間6月15日、米連邦取引委員会(FTC)の委員長に、IT大手に批判的なLina Khan氏を指名した。FTCがプレスリリースで発表した。CNBCの記事によると、この数時間前に米上院が賛成69票、反対28票でKhan氏をFTCの委員として承認したという。
Khan氏は以前、コロンビア大学法科大学院で准教授を務めていたほか、米下院司法委員会の反トラスト法、商法、および行政法に関する小委員会の顧問を務め、GoogleやAppleなど大手IT企業をめぐるデジタル市場の調査に協力した。
今回の動きは、FTCがより先進的な課題に取り組むようBiden大統領が望んでいることを示唆している可能性があると、CNBCは指摘した。
Khan氏は以下のようにツイートした。「私を承認してくれた上院にとても感謝している。議会がFTCを設置した目的は、公正な競争を保護することと、不正および人を欺く慣行から消費者、労働者、誠実な事業を守ることだ。私はこの使命を力強く支え、米国民のために働くことを楽しみにしている」
I’m so grateful to the Senate for my confirmation. Congress created the FTC to safeguard fair competition and protect consumers, workers, and honest businesses from unfair & deceptive practices. I look forward to upholding this mission with vigor and serving the American public.
— Lina Khan (@linamkhan) June 15, 2021
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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