遠隔で衛生状態を常時管理--AIカフェロボット「root C」で牛乳を使用したカフェラテ

 New Innovationsは6月14日、JR東日本クロスステーションデベロップメントカンパニーと協業し、AIカフェロボット「root C」を6月15日より「マーチエキュート神田万世橋」に設置(root C マーチエキュート神田万世橋ステーション)。牛乳を使用したカフェラテを限定販売すると発表した。スペシャルティコーヒーの試飲会なども実施する予定。

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 営業期間は、6月15日から1月29日までを予定。利用可能時間は、11時〜20時。root Cは、コーヒー需要を事前に予測して抽出を開始するAIカフェロボット。内部に設置されるセンサーによって温度の管理を行うなど、遠隔で衛生状態を常時管理するのが特徴だ。

 アプリを利用した事前注文にも対応しており、料金体系として、欲しい時だけ購入できる単品購入(450円/杯)とサブスクリプション(月額定額制:8杯まで1980円、無制限7980円)を用意する。

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 同社によると、マーチエキュート神田万世橋では「規制のサンドボックス制度」(新技術等実証制度)の認定を受け、root Cによる飲食店営業の無人店舗に関する実証を行う。なお、食品衛生法分野における飲食店営業の無人店舗に関する実証計画が認定されたのはroot Cが初めてだという。

 同社では、無人店舗における衛生管理技術を他の様態にも展開できるよう同実証を進め、人口減少に伴う労働力不足問題の一助となるなど無人店舗の拡大が社会の利益に資する形で広まることを目指す。

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