自動運転技術のWaymoは、トラック輸送大手J.B. Hunt Transport Servicesと提携し、テキサス州フォートワースとヒューストンを結ぶ交通量の多い州間高速道路45号線(I-45)を通る貨物配送を手がけることにより、大型トラック業界向け自動運転技術の取り組みをさらに強化する。Waymoはまた、複数のオペレーションズリサーチおよび市場調査でもJ.B. Huntと協力し、自動運転との関連性が高い大型トラック業界のニーズに対する理解を深めるとしている。
J.B. Huntで最高サステナビリティ責任者を務めるCraig Harper氏は、次のように述べている。「これはJ.B. Huntにとって、このレベルの自律性で走行する大型トラックで輸送する顧客の貨物についてデータやフィードバックを受け取る最初の機会の1つとなる。高いスキルを持ったプロのドライバーに対するニーズは今後何年にもわたって続くとわれわれは考えているが、J.B. Huntは業界のリーダーとして、先進的な自動運転技術と運転システムの開発に早い段階から関わり、その導入によって安全性を強化しながら効率を高めていくことが重要だ」
自動運転システム「Waymo Driver」を搭載した大型トラックは、「レベル4」の自動運転技術を利用して走行し、Waymoの自動運転専門家チーム、商用ライセンスを持つドライバー、ソフトウェア技術者が全員乗り込んで安全性を確保する。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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