パナソニック、モバイルノートPC「Let’s note」の個人店頭向け/法人向け夏モデル

 パナソニックは、モバイルノートPC「Let’s note」の個人店頭向け・法人向けとして、「FV1」「SV1」「QV1」シリーズの2021年夏モデルを6月18日から順次発売する。

 
 

 いずれも、第11世代の最新インテル Core i7/i5プロセッサー搭載。グラフィック性能の向上と、高速メモリーLPDDR4x-4266搭載により、グラフィックを多用するアプリの表示や動画編集など快適な作業を実現。テレワーク中の高負荷作業においても、高い処理能力を発揮するという。

 また、CPU性能のパフォーマンス最大化を目指した独自の設計「Maxperformer」を採用。高速性能を維持する独自の放熱設計とCPUの適切な電力制御チューニングにより、負荷のかかる作業でも快適に行えるとしている。

 
 

 加えて、Serial ATA接続のSSDに比べ、データ転送速度が大幅に高速化したPCI Express接続のSSDを採用(個人店頭モデルはPCIe Gen4、法人向けモデルはPCIe Gen3)。OSの起動時間や大容量データの転送時間を大幅に短縮している。

 新登場となる「FV1」シリーズは、横幅が一般的な13.3型のノートPCとほぼ同等サイズでありながら、縦横比3対2の14型液晶(2160×1440dpi)を搭載。縦横比16対9の14型と比べ、縦に約2cm広く表示でき、縦長コンテンツやA判資料が見やすくなっている。

 キーボードには、キーストローク2mmの視認性に優れたバックライトキーボードを採用。また、14型の従来品(LVシリーズ)と比べ、面積約2.2倍の直径64mmの大型ホイールパッドを搭載し、画面スクロールだけではなく、複数の指を使うジェスチャー操作も簡単に行えるという。

 さらに、14型の従来品と比べて、体積で約28%もコンパクトに仕上げており、重量も1kgを切る軽量約0.999kgと、持ち運びが容易なのも特徴。レッツノート史上最薄となる約5.3mmの狭額縁仕様ながら、天板の両側を厚くすることで、従来モデル同等の強度を確保した。

 
 

 ファンの羽根位置を最適化し、風量をアップした新開発のデュアルファンを搭載。従来の「LV」シリーズより薄く排熱効果の高い放熱フィンの採用し、薄型筐体でもCPUをしっかり冷却できるという。

 インターフェースには、HDMI出力×1、USB Type-A(USB3.0)×3(内1つはスマホ充電対応)、Thunderbolt 4テクノロジー対応のUSB Type-C(USB3.1/USB Power Delivery対応)×2、ヘッドセット端子(マイク入力+オーディオ出力)×1、LAN×1、SDカードスロット×1、D-Sub15ピン×1などを備える。

 また、音響効果ソフト(Waves MaxxAudio)と音圧の高いボックス型スピーカーの採用により、人の声の聞き取りやすさが向上。さらに、インテル GNAに対応するAIノイズ除去を搭載し、タイピング音やサイレンなどのノイズを聞き分けて低減することで、快適なWeb会議を実現できるという。

 
 

 なお、インテル Evo vProプラットフォームに準拠した法人向けモデルは、ワイヤレスWAN 5G/ローカル5Gに対応。キーボード操作時の手の影響を受けにくいように、4本のアンテナをLCDの上とキーボード奥に配置した。

 
 

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