Microsoftは、「Outlook for Windows」で予定表の共有機能の改善がプレビューを終了し、より広範にロールアウトが開始されたことを明らかにした。
Microsoftは2019年、この新しい機能改善のプレビューを発表し、オプトインしたユーザーがテストしてきた。
Microsoftは、「最終的にそれは『有効』になる。しかし、これはジャーニーであるとともに、おそらく1997年にOutlook for Windowsが最初にリリースされて以来最も大きな変更だ。そのため、すべてのステップを慎重に進めたい」と説明した。The Vergeがこのブログについて米国時間5月27日に報じた。
同社は、この新しい共有予定表のエクスペリエンスによって、すべてのOutlookクライアントで、共有予定表の信頼性と同期の遅延が大幅に改善されるとしている。
更新がタイムリーに同期されなければ、競合や混乱が生じる可能性があるため、このことは非常に重要だ。
Microsoftは、「2019年の夏以降、多くのユーザーからの報告を受けたおかげで、エクスペリエンスに磨きをかけ、バグを修正してきた。毎日非常に多くのユーザーがプレビューを利用しており、このエクスペリエンスは予定表の『代理人』を満足させるものになると確信している」と述べている。
現在、Outlook for Windowsの「バージョン2103」で「Current Channel」のユーザーの約10%でこれらの改善が有効にされており、Microsoftは春~夏にかけて徐々に拡大していくという。
同社は、「20年で最大の変更」だとしているが、「変更に気付かれることさえないようにしたい」と述べている。「これは問題を解消するが、製品の中核的な機能を変更していないため、見えるべきではない種類の改善だ」と説明している。「予定表の同期は高速化する。そして、予定表を管理する際のどのような信頼性の問題も排除している。『代理人』はただ、スムーズになったが特に目に見える変更はないと気付くかもしれない」(Microsoft)
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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