「Outlook for Windows」の予定表共有が改善--マイクロソフト:「97年以来最も大きな変更」

Liam Tung (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2021年05月31日 12時16分

 Microsoftは、「Outlook for Windows」で予定表の共有機能の改善がプレビューを終了し、より広範にロールアウトが開始されたことを明らかにした。

 Microsoftは2019年、この新しい機能改善のプレビューを発表し、オプトインしたユーザーがテストしてきた。

 Microsoftは、「最終的にそれは『有効』になる。しかし、これはジャーニーであるとともに、おそらく1997年にOutlook for Windowsが最初にリリースされて以来最も大きな変更だ。そのため、すべてのステップを慎重に進めたい」と説明した。The Vergeがこのブログについて米国時間5月27日に報じた。

 同社は、この新しい共有予定表のエクスペリエンスによって、すべてのOutlookクライアントで、共有予定表の信頼性と同期の遅延が大幅に改善されるとしている。

 更新がタイムリーに同期されなければ、競合や混乱が生じる可能性があるため、このことは非常に重要だ。

 Microsoftは、「2019年の夏以降、多くのユーザーからの報告を受けたおかげで、エクスペリエンスに磨きをかけ、バグを修正してきた。毎日非常に多くのユーザーがプレビューを利用しており、このエクスペリエンスは予定表の『代理人』を満足させるものになると確信している」と述べている。

 現在、Outlook for Windowsの「バージョン2103」で「Current Channel」のユーザーの約10%でこれらの改善が有効にされており、Microsoftは春~夏にかけて徐々に拡大していくという。

 同社は、「20年で最大の変更」だとしているが、「変更に気付かれることさえないようにしたい」と述べている。「これは問題を解消するが、製品の中核的な機能を変更していないため、見えるべきではない種類の改善だ」と説明している。「予定表の同期は高速化する。そして、予定表を管理する際のどのような信頼性の問題も排除している。『代理人』はただ、スムーズになったが特に目に見える変更はないと気付くかもしれない」(Microsoft)

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]