LGエレクトロニクス・ジャパンは、MiniLEDバックライトと、量子ドットナノセルカラーテクノロジーを組み合わせた液晶テレビ「LG QNED MiniLED」を含む、液晶テレビの2021年ラインアップを発表した。全6シリーズ18モデルを用意する。発売は5月下旬より順次。
発表したのは、LG QNED MiniLEDを採用した8K液晶テレビ「QNED99」、4K液晶テレビ「QNED90」と、LG NanoCelの4K液晶テレビ「NANO90/85/76」シリーズ、LG UHD TVパネルの「UP8000」シリーズとなる。
LG QNED MiniLEDは、MiniLEDバックライトと、量子ドットナノセルカラーテクノロジーを組み合わせることにより、従来の液晶テレビを飛躍的に進化させたもの。LED数を通常の32倍以上、エリア駆動を16分割に細分化し、輝度を2倍へと向上。LGでは「進化した新基準の液晶テレビ」と位置づける。
搭載モデルは、8K解像度の86インチモデル「86QNED99JPA」と86、75、65インチを揃えた4Kモデル「86QNED90JPA/75QNED90JPA/65QNED90JPA」。深い黒を再現するとともに、鮮やかな色の表現力が進化。明るく鮮明な映像を生み出せるとしている。
NANO90/85/76シリーズには、1nmという極小粒子を超精密に敷きつめたLG独創の「NanoCell Display」を採用。これまでノイズが多く発生していた赤や緑の色の純度や濃さを高め、よりクリアで鮮明な表現ができるとしている。
NANO76/UP8000以外のモデルには、室内の明るさに合わせて「ドルビービジョン」の映像を自動最適化する「ドルビービジョン IQ」に対応。全機種でドルビーアトモスもサポートする。
webOS 6.0を採用し、ストレスのないネット動画再生を実現。HDRゲームの普及団体HGiGに準拠しているほか、HDMI 2.1対応など、ゲームプレイも遅延の少ないクリアな画質で楽しめる。
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