IOC「オリンピックバーチャルシリーズ」の野球競技に「パワプロ」--WBSCとKONAMIが共催

 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)とコナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)は4月26日、初開催となるオリンピック・バーチャルシリーズ(OVS)において、野球競技を配信するための正式なパートナーシップを締結。KONAMIの「eBASEBALL パワフルプロ野球2020」をOVSの野球競技の公式プラットフォームとして提供することを発表した。

 オリンピックバーチャルシリーズは、国際オリンピック委員会(IOC)が各国際競技連盟と初めて主催するバーチャルスポーツ大会。野球のほか、サイクリング、ボート、セーリング、モータースポーツなど、さまざまなスポーツがOVSとして開催予定となっている。

 OVSは、東京2020オリンピックに先駆けて5月13日に開幕。毎年恒例のオリンピックデーである6月23日に決勝戦を開催予定。野球競技のオンライン予選は、5月24日から30日までの予定としている。OVSの野球競技に関する参加方法やルールなどの詳細は、KONAMIの特設サイトに記載されている。

 2020年12月にWBSC理事会は、eスポーツをWBSCが管轄する競技のひとつとして正式に承認することを決議。今後、eBaseballやeSoftballの国際大会を開催することを目指すとしている。

オリンピック・バーチャルシリーズの野球競技として仕様される「eBASEBALL パワフルプロ野球2020」
オリンピック・バーチャルシリーズの野球競技として仕様される「eBASEBALL パワフルプロ野球2020」

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