積水ハウスは4月26日、外出先から住宅設備の遠隔操作を可能にするスマートホームサービス「プラットフォームハウスZERO(仮称)」を、2021年夏より提供開始すると発表した。積水ハウスの関東地区、関西地区の新築戸建住宅から順次拡大する予定。
積水ハウスでは、住まいのビッグデータ(住環境データ・ライフスタイルデータ)を活用し、健康やつながり、学びを軸にしたサービスを提供する「プラットフォームハウス構想」を推進している。今回、その基盤となるものとして、プラットフォームハウスZERO(仮称)の提供を開始する。
プラットフォームハウスZERO(仮称)は、間取りと連動し、スマートフォンアプリから視覚的かつ直感的に操作できるスマートホームサービス。温湿度センサーや窓センサーなどのIoTのデータを、パブリッククラウド上で蓄積し、外出先からでも住まいの情報確認や、家電などの操作が可能だ。
住まいに関しての機能として、玄関施錠、エアコン、照明、湯はり、床暖房、窓シャッターの操作、タイマー設定に加え、窓や玄関ドアの状態確認や、温湿度センサーによる熱中症アラート、火災警報器鳴動の通知等の搭載を予定している。
家族に関しての機能として、家族の帰宅および外出の通知や、家族による機器操作の履歴を確認できる機能の搭載を予定している。
今後は、プラットフォームハウス構想の一環として、急性疾患早期対応ネットワーク「HED-Net」を始めとするサービスを順次拡張し、追加していく予定。HED-Netにおいては、高水準のセキュリティで、第三者による玄関ドアの遠隔解錠施錠の実装も予定している。
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