Googleは、モバイル通信サービス「Google Fi」に余分なサービスを省いた新たな料金プランを導入すると発表した。安さを売りにして、より多くの顧客を引き付けたい考えだ。
新しい料金プラン「Simply Unlimited」は、通話、ショートメッセージの送信、データ通信のみを無制限で利用できる。国際通話やホットスポット機能といったサービスを省いたシンプルなプランだ(これらの追加機能は上位の「Unlimited Plus」プランで提供される)。
Simply Unlimitedで1回線あたりの価格が最も安いのは3回線以上利用する場合で、1回線あたり月額30ドル(約3200円)だ。2回線の場合は1回線あたり月額45ドル(約4900円)、1回線の場合は月額60ドル(約6500円)となる。
Googleは移動体通信市場で大手ではないが、これまでGoogle Fiを試験的なモデルとサービスとして投入しており、移動体通信業界での採用が進むことを期待している。6年前に初めて登場した時、Google Fiはユーザーが利用したデータ分のみを請求する斬新な従量制サービスを提供していた。また、通話時に移動体通信ネットワークとWi-Fiを自動的に切り替えられる新技術も提供していた。
Googleはその後、毎月定額で支払いたいという顧客の声に応えて、従量制プランに加えてより一般的な料金プランの提供も開始した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス