仕事をしていると、打ち合わせがいくつも続く日があるものだ。そんな時も、Microsoftが「Outlook」に導入した新機能を利用すれば、会議の合間に自動で休憩時間が確保され、一息つけるようになる。しかも設定はユーザーがカスタマイズ可能だ。
「会議が連続するとストレスが増え、集中力や参加意欲を維持することが難しくなる。また、私たちの研究では、会議と会議の間にわずかな休憩時間を設けるだけでも効果があることが示されている」と、Microsoftは米国時間4月20日にブログで述べた。
この機能を利用すると、ユーザーは休憩時間の長さや、会議の開始前と終了後のどちらに休憩を入れるのかを決めることができる。また、すべての会議を5分遅れで開始するといったデフォルト設定を会社全体に適用できる(ただしこれは勤め先の企業がこの機能を有効にしている場合に限られる)。
この日の投稿で、Microsoftはハイブリッド型の勤務形態に関する調査を引き合いに出している。また、在宅勤務が当たり前になった今の時代にあっては、常にインターネットにつながれたデジタルな労働環境には代償もあることが、各種の調査で明らかになっている。たとえば、Social Science Research Network(SSRN)の調査によれば、Zoom会議後の疲労感が「とても高い」か「極度に高い」と回答した人の割合は、女性では14%近く、男性でも5.5%に達した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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