ソニーは4月16日、メリハリのある明暗差を再現する4K HDRホームシアタープロジェクター 2機種「VPL-VW875/VW275」(想定税込価格:330万円前後/60万5000円前後)を発表した。VPL-VW875には「ダイナミックHDRエンハンサー」機能を備え、HDR映像を最適なコントラストで投影できる。発売は5月8日。
VW875に搭載するダイナミックHDRエンハンサーは、テレビ「ブラビア」向けプロセッサー「X1」の映像処理技術をプロジェクター用に最適化した4K高画質プロセッサーによるもの。独自のアルゴリズムにより、シーンごとに適したコントラストでHDRコンテンツを再現する。これにより、フレーム単位でダイナミックレンジを調整でき、明るく輝きのある明部とともに、暗部をより沈み込ませることができ、メリハリのある映像を表現する。
本体には、大口径の4K「ARC-F」レンズを装備。18枚のレンズを使用し、フローティングフォーカス方式を採用。フォーカス時に2つのレンズ群を可動させることで、画面の中心部から周辺部、また、近距離投写時から遠距離投写時まで安定した結像性能を実現する。
サイズは高さ223.0mm×幅560.0mm×奥行き510.5mmで、重量約22kg。ソニー製0.74型「4K SXRD」パネルを搭載し、投写サイズは60〜300型。レーザーダイオード光源を使用し、寿命は約2万時間としている。
VW275は、ランプ光源モデルでアイリス非搭載なため、従来機と比べ、主にHDRコンテンツの明部の表現が向上している。4K SXRDや225W高圧水銀ランプの採用により、1500ルーメンの高輝度を実現する。サイズは高さ205.3mm×幅495.6mm×奥行き463.6mmで、重量約14kg。投写サイズは60〜300型。
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