Microsoftは米国時間4月14日、「Windows 10」の最新プレビュー版におけるタイムラインのアクティビティー履歴機能に関する重要な変更を発表した。
タイムラインは2018年に「Windows 10 April 2018 Update」で導入された。ローカルマシン上のアクティビティー履歴を把握したり、カードを介してWindows 10とモバイルデバイスなどを連携させ、アプリケーション作業を継続できるようにする機能だ。
Microsoftは、Windows 10の最新プレビュー版を告知するブログで、「Microsoft Account」(MSA)を用いてデバイス間でユーザーのアクティビティー履歴を同期している場合、新たなアクティビティーをタイムラインにアップロードできなくなるとしている。
「MSAを通じてデバイス間でアクティビティー履歴を同期させている場合、タイムラインに新規アクティビティーをアップロードするという選択肢は使用できなくなる。『Azure Active Directory』(AAD)で接続しているアカウントは影響を受けない」と説明されている。
AADに関する記述を見る限り、このアカウントを利用しているエンタープライズや教育機関の顧客には影響が及ばないということになる。
「ウェブの履歴を見るには、『Edge』やその他のブラウザーで最近のウェブアクティビティーを振り返るオプションがある。『OneDrive』と『Office』を使って最近利用したファイルを確認することもできる」(Microsoft)
Microsoftは、「タイムラインとローカルの全てのアクティビティー履歴はWindows 10に残る」としている。
この変更は、「Windows 10 Insider Preview Build 21359」の「Dev Channel」で適用になる。
また、Windows 10のタスクバーの「ニュースと関心」の機能がDev Channelの全ユーザーにロールアウトされている。このほか、「スタート」メニューの「電源」メニューに、デバイスが再起動された際にサインインした後、アプリを再開する新たなオプションもある。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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