「Apple Car」プロジェクトについて、またも新たなうわさが浮上した。韓国メディアのThe Korea Timesが現地時間4月13日に報じたところによると、Appleは韓国のLGエレクトロニクスおよびカナダの自動車部品大手Magna Internationalとのパートナーシップ締結に近づいているという。提携が決まれば、3社は以前からうわさされているApple Carの製品化に向けて協力することになる。
米CNETは3社に報道についてコメントを求めたが、本稿執筆時点までに返答はなかった。ただし、The Korea Timesの情報筋によると、AppleはLGとMagnaの合弁会社であるLG Magna e-Powertrain(仮称)とパートナーシップを締結し、電気自動車(EV)の製造を委託する方向で交渉中だという。
ただし、この種のうわさは以前にもあった。1月、AppleはApple Carの製造について、ヒュンダイ(現代自動車)および起亜との提携に近づいていると報じられた。だが契約に至ることなく協議は終わり、ヒュンダイは2月、このプロジェクトについてもう協議していないことを認めた。その後、Appleは他のパートナー候補を検討していると報じられた。そうした経緯があって、今回LGとMagnaのうわさが浮上したというわけだ。LGにはEVのバッテリーとパワートレインについて深い知見があり、MagnaはAppleのプロジェクトに製品化のための専門知識をもたらすだろう。車の製造は難しく、Appleがすべてを自社および傘下企業で手がけることを目指す可能性は低い。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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