ユニット2曲目からは、配信においてARによる演出も多様に盛り込まれたステージが展開。アンティーカによる「純白トロイメライ」では、ストーリー性の高い楽曲とそれを表現するダンスパフォーマンスもさることながら、ARによる雷や、ステージを絵に見立てたような額縁など、独特な世界観を後押し。それに続いたアルストロメリアは、ステージと場内にARの光の粒子が浮かぶなかでバラード曲「Anniversary」を歌い、幻想的な空間を作り出していた。ノクチルの「あの花のように」では4人がトロッコに乗り込み、プロデューサーさんの近くで歌うなか、場内ではARの花火が打ち上げられていた。
公演では、ユニット曲だけではなく「COLORFUL FE@THERS」に収録されているソロ曲のライブ披露も行われた。1日目と2日目で4人ずつがステージに立ちパフォーマンスを行った。
1日目では、最初に田中さんがあさひのソロ曲「星をめざして」で、常に面白いことを探すあさひの素の部分が感じられる曲を軽快に歌い、永井さんは樹里のソロ曲「過純性ブリーチ」で、前に進むことのメッセージを伝えるように熱く歌った。菅沼さんはスタンドマイクを使い、ミステリアスな雰囲気を醸し出しながら摩美々のソロ曲「誰ソ彼アイデンティティー」を披露。田嶌さんは小糸のソロ曲「わたしの主人公はわたしだから!」で、小糸の頑張る姿やひたむきさを、歌を通して表現していた。
2日目では、最初に河野さんが果穂のソロ曲「ハナマルバッジ」で、元気な果穂の姿を表すように歌い、近藤さんは灯織のソロ曲「スローモーション」で、見ている側も伝わるほどのあふれ出すぐらいの想いを込めて、歌声を響かせていた。八巻さんは咲耶のソロ曲「千夜アリア」で、咲耶の内面からあふれるカッコよさを感じられるようなステージを展開。そして前川さんは甜花のソロ曲「また明日」で、場内をふわふわした甜花ワールドで包み込みこんでいた。
ユニットパートに戻り、ストレイライトによる「Destined Rival」では、キューブタイプのゴンドラによるパフォーマンスに加え、ARでのキューブによる演出も交えながら、スタイリッシュな雰囲気を表現。放課後クライマックスガールズの「学祭革命夜明け前」では、“学祭”の雰囲気を歌で伝えるだけではなく、ステージ上ではARによるゲートやバルーンも登場し、さらに声を出せないプロデューサーさんに変わって文字で表現し、にぎやかなステージを後押しした。そしてイルミネーションスターズによる「Happy Funny Lucky」では、映像スクリーンで映し出される星だけはなく、ARでも会場中で星が飛び交い、ユニットが持つ輝きを示すようにステージを彩り、その空気感を生み出すように3人が笑顔で歌っていた。
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